知られざるアフリカの妊産婦事情 ー 藤田医師のニジェール体験記

”生きている”ことは当たり前ですか?

世界に目を向けてみると、多くの子どもたちが3歳になるまでに亡くなっています。

お母さんたちもまた、出産時に亡くなるケースが少なくありません。

現在の日本では確認されない感染症もあります。

では、日本人の健康はどうでしょうか?

本当に日本の医療は進んでいるのでしょうか?

そんな世界(アフリカ/ニジェール)の生活から医療、

そして日本の医療現場の「ホント」を

近畿大学付属病院で産婦人科医としてご活躍される

藤田由布医師をお招きし、詳しく伺います!

日時:7月14日(水)  4限15:20〜17:00
場所:リアルタイムオンライン(Zoom)
対象:岸ゼミ・島田ゼミに所属する学生(1-4年)
講師:藤田由布医師(近畿大学附属病院 産婦人科教室)
主催:国際日本学部 岸ゼミ/情報コミュニケーション学部 島田ゼミ

【第一部 (70分) 】
・自己紹介
・アフリカ(ニジェール)の産婦人科事情
・一夫多妻制の女性のホンネ
・世界的ビッグニュースになる
・寄生虫ギニアワームを返して!

【第二部 (20分) 】
・婦人科の知っ得トーク「婦人科のカーテンの向こう側へ」
・日本だけ取り残された「子宮頸がんワクチン」の話

アフリカ/ニジェールってどんな国?

アフリカ大陸のサハラ砂漠の南縁、サヘル帯に位置する国、ニジェール。 その独特な気候から豊かな民族色と地域文化が根づいています。 魅力あふれる国である一方、砂漠化や食糧不足、貧富の拡大、人口爆発が深刻化。5才未満の子どものうち、男の子は42.1%、女の子は37.5%が低体重と言われており、砂漠化の対処技術の開発と安定的な食料生産は重要な課題となっています。

 

【藤田 由布 医師】

藤田 由布 医師 近畿大学産婦人科教室/サンタクルス梅田レディースクリニック

21歳 関西大学卒業後、青年海外協力隊参加 ニジェール保健省派遣
24歳 国際協力機構(JICA) 嘱託職員
25歳 英国 ロンドン大学 国際開発学 修士課程
26歳 カーターセンター ギニアワーム撲滅計画 トーゴ派遣
28歳 (株)アイシーネット社 コンサルタント・JICA専門家
32歳 ハンガリー国立デブレツェン大学医学部 EU医師免許取得
日本医師免許取得後、さいたま赤十字病院、淀川キリスト教病院、大阪なんばクリニック婦人科 医長を経て、現在近畿大学付属病院 産婦人科教室 医師

 

企画担当:国際日本学部岸ゼミ 富田楓子,寺部佑歩
情報コミュニケーション学部島田ゼミ 中山優衣,田口真由,内田大輝、中川ちさと
イラスト:情報コミュニケーション学部島田ゼミ 榎本歩美,近藤二奈,中川ちさと

岸ゼミ主催:『みんなで創る「せいり」トーク』へのご参加もお待ちしています!

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