福島県・富岡町「とみおかワイナリー」を訪れて ─ 復興の現場で学んだボランティアの二日間
山田優花(明治大学 情報コミュニケーション学部 島田ゼミ3年)

(栽培・醸造責任者の細川順一郎さんとともに)
今回は、2025年7月18日から19日にかけて福島県富岡町を初めて訪れた、3年生チーム・地方創生班の5名による訪問記をお届けします。私たちは2日間にわたり「とみおかワイナリー」でボランティア活動を行いました。お忙しい中お時間を作っていただいた「とみおかワイナリー」の皆様に感謝申し上げます。
【1日目(2025年7月18日)】
私たちは福島県富岡町を初めて訪れました。富岡町は福島県浜通り地方の中央部に位置し、阿武隈山地と太平洋の間に広がる自然豊かな町で、桜の美しさでも知られています。この日は風が心地よく吹いており、大学のある東京都よりも涼しく感じました。
とみおかワイナリーとは
訪問してすぐに、今年(2025年)4月にプレオープン、同年5月にグランドオープンした「とみおかワイナリー」を、栽培・醸造責任者の細川順一郎さんに案内していただきました。1階はワインやオリジナルグッズを販売しているショップ、そして2階は落ち着いた雰囲気のレストランとなっていました。

(1F「TELLUS」Wine&Gift Shop) (2F「LARES」Restaurant)
案内の後、「希望の蔵」(1階のショップ横)で、ワイン造りを始めた経緯やそこに込められた想い、今後の発展などについて、とても詳しく教えていただきました。その後、質問タイムを設けてくださり、私たちの疑問に一つ一つ丁寧に答えてくださいました。貴重なお時間をいただきありがとうございました。

(東日本大震災の大津波を耐え抜き、富岡駅東エリアで唯一残った建物「希望の蔵」)

(「希望の蔵」の中の様子。中ではドキュメンタリー映像が上映されていました)
体験したボランティア
続いて実際にぶどう畑を見学し、この日は約2時間、圃場での作業の一部を体験しました。主に、風通しを良くするために新しい芽から数えて4番目までの葉を取る「除葉」作業を行いました。初めは少し難しく感じましたが、次第に慣れていきました。当日、風は吹いていたものの、ぶどう畑の中は遮られていたため、暑さと闘いながら集中して作業を行いました。また除葉作業を進めながら、土田竜さんに私たちが疑問に思っていることについて質問させていただきました。特に圃場での主な作業や富岡町の魅力などを伺いました。


(除葉作業について丁寧に説明してくださるなど、主に1日目のボランティア活動を見てくださった土田竜さんとともに)
【2日目(2025年7月19日)】
2日目は8:30~12:00まで、休憩を挟みながら1日目と同様の除葉作業を体験させていただきました。前日の経験もあり、早い段階でコツをつかみ、スムーズに進めることができました。休憩時間には、ぶどう畑を一望できる場所を特別に案内してくださいました。その場所から見えるぶどう畑はとても迫力があり、広大な景色が広がっていました。

(ぶどう畑を一望できる場所から見える山や橋について三瓶諒さんに詳しく伺いました)

(主に2日目のボランティア活動を見てくださった三瓶諒さんとともに)
活動を終えて
活動終了後は、「とみおかワイナリー」の2階にあるレストランにて昼食を取りました。テラス席からは、私たちが作業したぶどう畑を眺めることができました。
私たち地方創生班は、2日間を通して「とみおかワイナリー」に対する想いを伺ったり、実際にぶどう畑の圃場作業を体験したり、五感で現地を感じる機会となり多くの学びを得ました。また実際に現地を訪れることでしか得られない価値があることを実感しました。
今後は今回の富岡町訪問、「とみおかワイナリー」でのボランティア活動を踏まえ、「復興」というテーマを軸に、学部内で開催される研究交流会に向けてチーム一同、活動してまいります。改めまして、2日間のボランティア活動にご協力くださった「とみおかワイナリー」の皆様に心より感謝申し上げます。










